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1차 사료

사람이 하늘이 되고 하늘이 사람이 되는 살맛나는 세상
二六新報 이륙신보
  • 기사명
    明治27年 6月 1日 朝鮮雜記(續)
  • 이미지
    prd_0130_071 ~ prd_0130_074 (71 ~ 74쪽) 이미지
  • 날짜
    음력 1894년 04월 28일
일러두기

6月1日
朝鮮雜記 (續)

○道路

余の始めて釜山より陸地京城に入るや、東萊溫泉
に宿して李別將なるものと筆話し、京城に到るの
驛次を問ふ、別將余か爲に說くこと頗る詳細、且
つ梁山、蔚山、龍宮を經るものと、龜浦、院洞、
密陽を經るものとを二大通路とす、而して前者は
後者よりも迂回せざるべからずと、余其言に隨ひ
後者を取り、溫泉の背後なる高山を攀ち、二里許
にして一小村に出てたり、之を龜浦とす、別將の
言によれは龜浦は京城に達するの大道に接すと、
然るに一條の小徑の外、所謂大通路なるものなし
疑ふべしと雖も岐路の迷ふべきものあらされば、
此小徑を進まば或は大道に出てなんものと、たと
り行行も遂に大道なるものなし、是に於て始め
て別將の說く所の大道とは此小徑なるを知りぬ、 余は痛く彼邦道路の惡しきに驚きたり、歷史を按
するに新羅の世には旣に民に牛車の法を敎ふなど
あれど、如何にしてかゝる道路を牛車の通行し得
べきなど心に感じぬ、釜山より京城まての道路は
蔚山の方もこれと同じく、我邦の里道よりも凸凹
甚たしく、軍隊は一列にあらざれは通行し得ず、
京城より松都、瑞興、鳳山、黃州、平壤等を經て
鴨綠江畔の義州まては道路さまて惡しからず、大
槪は二列の兵隊行軍するを得べきなり、蓋し義州
街道は事大の結果として、支那使臣來往の道なれ
ば、他道よりも斯くは修繕したるなるべし。

○農圃

田植の時は農業最も頻繁なる時期にて、早天より
家族親戚打揃ふて仕事に赴くなり、其樣は眞先な
る一人は「農者天下之本、」と書したる旗を翻
へし、太皷、銅羅、喇叭などおもひおもひの鳴物を
打ならしつゝ之に續き、異口同音にふしおもしろ
く俚謠を歌ひ、笑ひどよめき繰りゆくさまのおか
しさ、處異れば品かある、他鄕天涯の吾人には甚
た珍らしく覺えたり、田に着けば旗を畝畔に立て
樂器を其下に置きて仕事につくなり、晝飯終りて
少間の休息には、再び右の樂を奏して打興ず、日
暮夕陽を負ふて歸るの時も亦同じ、

降雨の時は一人として田畝に出てゝ働くものなく
其降りつゞきたる時には、大切なる田植時をあや
まつも意に介せざるか如し、

農圃は人屋市街の醜態なるに似ず、頗る整然たり
兀たるの山麓、杏たるの水畔、老爺鋤を收むるの
時、牧童牛に跨るの處、心事淡淡、風光眞に愛す
るに足る

○鱶肉

鱶の鰭は支那人の嗜好物にして、其價頗る貴きも
のなり、されば鱶獵は唯其鰭を切取るのみにて、
其肉は海中に捨つるを常とす

余か友武田紫陽なるもの、一昨年全羅道金甲島と
いへるに住居を搆へ、一隊の漁夫と共に此事業に
從事せし時、武田思ひけるは鱶の肉を空しく海に
捨つるはいと惜しきことなり、鹽漬となして釜山
に送らば、又相應の利潤あるも知るべからず、試
みばやとて二三匹の鱶の肉をば長さ二尺ばかりに
切り、僅に鹽して船に積み、釜山を指して漕出し
たり、時恰も夏の初なりければ、二日三日を過き ぬ間に肉は腐敗して、怪しき臭氣船底より蒸上り
四五日の後は䖧蟲涌き出て、殆んど堪ふ可くもあ
らずなりぬ、此まゝ釜山に到らば虎列刺病傳染の
媒介にもならんなど、人人に罵らるゝもうるさく
さりとて折角携へ來りたものを半途にして打棄つ
るも心ならず、いかにせばやと思惱みしが、やう
こそあれ洛東江河口を遡りて、顧客を韓人に求め
んものと企てたりき、やゝ漕ぎ上りて鳴湖といふ
所へ着きける時、久しく其まゝにして船底に閉ぢ
置きたる鱶肉を取出して、河岸へ運び上るに臭氣
鼻を衝き、䖧蟲は數知れぬほど這ひ居たりしかど
も、肉にはさして變りたることもなかりけり、時
に多くの韓人ども集來りて賣らんことを求む、一
斤若干つゝなりといへば彼等はさして過格なりと
も言はず、これは大なり、かれは小なりなど評し
合ひつゝ、臭氣も䖧蟲も氣にすつことなく買びも
て去り、忽ちにして肉は盡き果て、おもはざる利
益を得たりしとなん

○堤防

朝鮮八道の諸川は平生水少なく、或は全く乾涸し
たるものもあれど、少しく雨降る時は水量倏ち增
し、降雨數日に亘らば洪水汎濫、淊として田地
を浸す、故に彼の邦人は成るべく河畔を避けて、 耕作を營むを常とせり、是れ堤防事業の發達せざ
るが故なり、されば良地の耕すべきあるも、種子
を下し苗を植ゆること能はざるなり、縱令折角種
子を下し苗を植ゆるも、洪水の害を受るときは一
粒の收穫も覺束なきを思へば、耕すべきの良地も
見す見す禽獸の奔るに任せざるべからさるなり、
例を近きに引かば、釜山より龜浦を經て金海に達
するの地、洛東江の三角地の如きは、方數十里に
して頗る良地なるにもかゝはらず、徒に荒蕪に委
せて一鋤も加ふることなく、萬斛の收穫を委棄す
るが如きは、水を恐るゝが故なりと雖も、若し堅
固なる堤防を築き、水勢を殺ぎて汎濫を逞うせざ
らしめば、年年の收穫莫大なるべきに、彼等韓人
は手を拱して天然の地形に歎息するのみなるは、
甚だ愚なりといふべし、況んや此三角地の如き、
大槪五歲に五回位の水害を蒙るのみにして、それ
さへ河岸に植ゆるに竹樹を以てせば、甚だしき水
害を蒙るに至らざるべしと聞く、是れ豈に一擧手
一投足の勞ならずや、噫、彼の邦人は唯唯天然的の
好地勢に種を下し苗を植ゆるを知るも、人工を以
て天然の惡地勢を變じ得ることを知らざる也

●東京電燈の擴張設計 東京電燈會社にては豫
て淺草米廩構內に發電所を新築中なるが其工事は
目下三分通り出來せし由にて來十一月中には是非
共新肴町の本社を淺草新築工場へ移し同時に茅場
町、錦町、及芳原の三發電所を廢し淺草に合倂する
豫定なるが其設計は千二百馬力なり之に麴町發電
所五百馬力、新肴町發電所五百馬力を倂せ二千二
百馬力なれば槪算一馬力十二燈とするも三萬燈近
くの需要に應ずるには差▣なかるべしと

●攝丹鐵道の發起人會 攝丹鐵道は鐵道會議に
於て延期する事となりたれば發起人諸氏は去廿八
日大坂に於て集會し第七議會に對する運動方法等
を講究したり

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