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1차 사료

사람이 하늘이 되고 하늘이 사람이 되는 살맛나는 세상
二六新報 이륙신보
  • 기사명
    明治27年 11月 30日 せめては草 (五)
  • 이미지
    prd_0130_178 ~ prd_0130_180 (178 ~ 180쪽) 이미지
  • 날짜
    음력 1894년 11월 04일
일러두기

11月30日
●せめては草 (五)
天眼生

新元寺

吾等が籠もりし鷄籠山脚の寺院は新元寺と稱す、
境內宏闊、佛舍僧房數棟有り、圓顱十四五個此に
起臥し、朝夕二回佛前に讀經す、吾等傍に在りて
熟熟彼等の風習を察するに、彼等は絶えて肉食せ
ず又妻帶せず、嗜好風尙共に淡泊淸純、日本現今
の腐れ坊主に幾等超ゆる操行を有せり、殊に川の
中に行水使ふ間にさへ煙管を離さぬサラミの中に
在り乍ら、全く喫煙を斷つに至ては感服の外なし
而して彼等は必す未明に起きて佛前に畏まり、愛
らしき小僧が釣り鐘撞くを合圖に讀經を初め、日
昇る頃に至て止む、彼等の法衣は矢張緇衣なれど
も袈裟の形は日本のと異なれり、歸命の佛は釋迦
を本躰とし阿彌陀の畵像を傍に弔し、念誦は南無
阿彌陀佛ナムアミターブルと連叫す、

寺の前面に豆、南瓜、唐辛子の畠有り、納所は每
日三度とも之を摘み來りて、豆の葉の味噌汁、唐
辛子のつけ燒き、南瓜の油いりを供す、コノ南瓜
に就いて一言辨し置かねばならぬは、朝鮮の南瓜
は靑い內に烹られ、味日本のと異なり、太とくは
爲れど甘味毫も無きこと是也、序にモー一ツ申上置
くは、人間の身體に數十日砂糖氣を注がねば、人
の甘味を渴望する情は極めて切と爲る者にて、し
やう事無しの食物咄に、天金の天麩羅抔最もくど
き物を最も慕ふと同時に、灘の酒よりは一層馱じ
る粉を想ふこと、如何なる上戶も一致する所なり、
盛夏以來甘氣拔きの朝鮮を行き通ほして現今尙ほ
九連のあたりに砂糖一塊見られぬ人人の苦しさ如
何ばかりぞ、恤兵の擧に斯迄噪がば、何ぞ黑砂糖
の一船も持ち行く義人無き耶、下司張ると言ふ莫
れ食物乏しき折ほど人間の小供に反るものは莫し
是れ天眞なり、予は今日に至りても南瓜の二字を
思ふにつけ、砂糖の二字を聯想して北征諸士の情
を察し、筆の此事に及ぶを禁する能はざる也、

开は扠置き新元寺前面の畠を越し上手に登れば一
條の溪流有り、卽ち是れ絶頂より流れ落つる者に
して、兩岸絶壁の間松樹繁茂し、一町許りの間水
三段に落ちて短き瀑布を成し、第一段の上には三 十疊敷き程の坦磐溪中に橫はり、上には深潭甕の
如く重澄却て碧を成す、第二段の上下亦各各二三
丈幅の巨巖折り重なり、水潺湲として松籟に和し
忽ち廣くして池の如き邊に停まる、上の坦磐には
隱巖の二大字を刻し、下の大磐には浣巖の二大字
を彫れり、字體奇古雄拔、遠く開山當時の祖師が
風采を想はしむ、嗚呼吾等が山僧に導かれて此澗
中に降りし時の爽快如何ばかりぞ、正しく五十年
の壽命は延ぶと思はれける、叉手衣を脫いて潭中
に飛込めば、唯何となく夢の如く、我身とは思は
れぬ迄に身心伸伸し、此上は韓兵十萬今夜に押し
寄せ來るとも何かあらむと、力む者さへ出て來ぬ
此溪水に浴して不思議を感せしは、ハイ山魚椒?
など來りて人の足を喙くこと是れなり、初めの程は
何蟲にやと訝りしが後には其魚なることを氣附けり
思ふに彼奴等坊主の慈悲に依りて、人間が捕つて
喰ふ者たるを忘れ、人珍しさにつゝくと見えたり
吾等も斯かる幽邃の境に入りて氣持神神しくなり
捕つてくふ了見も暫くは出でさりしが、二日目に
ニヨロニヨロ泳ぎ出して足に當る者有る故、何物ぞ
と檢するにコハ如何に是れ正銘の大鰻なり、吾等
も此に至ては早口慾の萌さぬ譯に參らず、急ぎ房
に還へり數人掛かりにて、鐵砲道具の中より鍍と
張金とを探がし出し、首尾能く鰻針を製作して再
び溪に下り、忽ち三尾の大物を捕へ、其夕は一切
れ半つゝの分配に時ならぬうの日を濟ましけり、
右は愉快の部なれども、一ツ協へば又一つ、難儀
と云ふは山寺の蚊どもなり、坊主どもは二張りの
蚊帳を有すれども、我等は大勢のみか、彼等が吾
等を厚遇し吳るゝ丈に吾等は會釋を爲す心有り、
セメテ頭丈でも蚊帳の中につき込まむと欲せし事
屢なりしかども、坊主の安眠をば妨けずして我慢
しぬ、ソコデ例の通り風呂敷をかぶり衣物をかぶ
り地ベタに轉ぶ抔種種の苦計を爲せども、敵は縞
のヅボンを穿く程の達者もの、中中ソンナ事を意
とせず、每夜吾等をして二十日過きの明けの月を
罪なきに來し此配所に眺めしめたり、勿論ビンデ
ーも遊擊隊に加はり居りしなり、

斯く一方には假そめの安堵に氣紐の弛める折、夜
は露の中に一睡も遂げぬこと迚、病魔はそろそろ虛
を衝いて出て來れり、何ともなしに鼻つまりて靑
くさき鼻液出つ、信切なる友は腦病なるべしと謂 うて勞はり吳るゝ、何やら心細くなる、坊主は甘
草湯を吝むで呑ませず、京城の消息は分らず、相
期せし友は音信遲し、占考を置けば噬嗑が出る、
實以て感心の出來ぬ境遇にて、畢竟うしと見し昨
日の物騷なる境界こそ、我に張合ありて活氣を繫
ぐ本と悟れり、去れど此は予一人が感ぜる所の者
のみ、同行皆各各一種の特色ある奇男兒たり、予
は爲めに元氣を引立てらるゝ所なからむや、卽ち
氣膽滿身、劍を揮うて地馱足蹈み、國家に對する
義理と時機とに搦まれて無事に日を送るの齒痒ゆ
さを歎じ、チエストを絶叫する急先鋒あれば、眞
面目な顔して渾身詼氣を帶び、日本語を誨ふと稱
して小僧を抑へ、腥サ坊主〓〓破れ坊主〓〓を僧
の尊稱と詐り敎へ、小僧のみか和尙迄が謹んで傳
授を請け、ナマグ、サボウチユ〓〓ヤーブレ坊主
と自ら唱ふるを見て、高笑ひもせずニツタリ嬉し
がる虎公有り、葉九百は詩を善くし『老佛不關來
往客、白雲一片掩松扃』抔佳句を吐けば、武兩斑
は文を巧に字を善くし、寺の大檀那に扇面認めや
りて燒酒の返禮を促す抔、賑はひは花と酒とに限
らぬ男心の愛度さを現しぬ、因に云ふ葉九百とは
仙骨飄逸、而かも軍旅の間に長して發銃に達し、
一分の阿修羅氣を存するを以て、君は仙人には足
らず、九百人位の所だとの無理な謔評を受け、遂
に此渾名有り、

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