닫기

연락처
기념재단
TEL. 063-530-9400
박물관
TEL. 063-530-9405
기념관
TEL. 063-530-9451
Fax.
063-538-2893
E-mail.
1894@1894.or.kr

동학농민혁명기념재단 사료 아카이브 로고

SITEMAP 전체메뉴

1차 사료

사람이 하늘이 되고 하늘이 사람이 되는 살맛나는 세상
  • 기사명
    明治27年 6月 13日
  • 이미지
    prd_0133_047 ~ prd_0133_054 (435 ~ 442쪽) 이미지
  • 날짜
    음력 1894년 05월 10일
일러두기

6月13日
士氣を振起せよ

士氣とは何ぞや、全國男子の胸臆に橫はる
一片敵愾の心なり、中宵に鷄を聞て起ち、
劍を按じ干を揮ひて進む者卽ち士氣に非ず
や、凜然として侵す可からず、牢乎として
拔く可からず、大敵前に在りて恐るゝを知
らず一死唯だ男子の意氣を貰かんと欲する
者總て士氣なり、唯だ此の士氣あり社會乃
ち文弱に流れざるを得、一國卽ち亡びざる
を得、小國として大國に屈せられざるを得
弱者として强者に侮られざるを得る、是を
以て世界今日に國する者、士氣の振作を以
て國民敎育の一大主眼と爲さゞるは莫し、
智育德育體育の指して向ふ所ろ唯一の氣育
に在るなり、智徒らに進むも之を率ゆるに
奮然の氣を以てせずむば爲す無きなり、體
格徒らに强く德性徒らに盛なるも慨然とし
て起つの氣あり之を推進むるに非ずむば亦
爲す無きなり、氣は實に人を人たらしむる 所以、甚だしい哉、士氣の振起せざる可か
らざるや

然れども士氣は徒らに振作する者に非ず、
唯だ事に觸れて之を皷撫することを要す、私
に思ふ今や朝鮮に事ありて我國之に師を出
すが如き豈に大に士氣を鼓舞して之を振起
發奮せしむ可きの最好機會なる無からんや
國家の防禦及び攻擊の事は徵兵の方法を以
て集めたる兵卒の任なりと雖も兵の强きは
唯だ全國の士氣に在り、全國の士氣振ふこと
火の如く、觸るゝ者從て士氣の燃るの料と
爲るが如くんば兵士唯獨り振はざる事を得
ざるなり、全國の士氣死して灰の如し、灰
の如き無氣無力の人土を徵發して兵と爲ず
兵何ぞ▣り氣あり力ある事を得んや、士氣
を振作するは實に永く百年千年に國家國兵
を强くする所以にして又一時に其の▣前敢
爲の心を熾にする所以なり、今日の事、士
氣の振作より急なるは無し

朝鮮の事の如き未だ以て國家の大事なりと
は云ふに足らず、其▣ひた▣朝鮮の內亂に
して他國の干與する所に非ず、我國が師を
出すが如きも之を當局者の公言する所に徵
すれば唯だ萬一に居留人民及び公使館領事
館の安からざる事あらんを慮ばかり之に備
ふるの目的に過ぎずと云ふ、事實全く斯の 如き者なる可し、吾人亦全く斯の如き者た
るに止まる事を祈る、然れども陸軍省と海
軍省とが殊に省令を發して軍機と云ひ軍略
と云ふ者の新聞紙に揭げらるゝを禁ずるが
如きを見れば當局者の大體の用意旣に開戰
の時に於けるの用意にも劣らざるを見る可
く、亦推料して旣に軍機と云ひ軍略と云ふ
文字に當る丈の軍機軍略の有までに至れる
事も世人の察知する無理ならずと云ふ可し
卽ち事は他國の內亂なりと雖も今日以後其
關する所の何の點に及やは未だ知る可らざ
るに似たり、殊に英國の東洋艦隊旣にボル
ト、ハミルトンに據て朝鮮近海に來往する
船艦を誰何する備へを爲せりと云ふ風說の
如き又露國が浦鹽斯德の兵を出すの準備に
着手するやの摸樣あるに似たりと云ふ風說
の如き幸ひに無根ならば卽ち止む若し一點
微塵程の根據ありとせば唯だ日本が此朝鮮
の內亂を度外視せざるのみにあらず、列國
も亦多少は意に介する所あるを見る可く、
之に淸國が旣に已に幾多の兵を上陸せしむ
る通知を我國に致したりと云當局者の公け
に言ふ所と合算せば事體の輕重必ずしも端
倪し難きに非ず、今日の現狀に於ては東學
黨なる者唯だ一種の草賊たるに過ず、草賊
群を爲し朝鮮の內地を劫掠して猖獗なりと
云ふに過ず、然れども朝鮮は東洋の要石(キ
ーストーン)なり或人は之を十年前の歐洲 に於ける土耳古に似たりと云ひ又或人は之
を今日のバルカン半島なりと云ふ、兎に角
東洋の禍機之に伏し東洋の問題之に繫るは
知難からず列國が通常の草賊刦掠と同視す
る能はずして我國の當局者も旣に已に軍機
軍略の洩るを戒しむ蓋し故なきに非ず、今
日は事猶ほ小なりと云做すを得るも他日は
卽ち如何、吾人は唯だ當局者のみの關心す
可き問題に非ずして吾人同胞國民も亦た關
心して可なるの價直ありとす可き問題たる
を知るなり

我國の泰平は明治十年西南の亂以來殆▣二
十年に涉りて一毫も亂れざるなり、海陸の
軍人旣に脾肉の生ずるを嘆ずるに止らず、
其幾分は戰ひの何たるを忘れ漸く奢侈惰弱
に流れんとする恐れあり、更に兵土以外に
在る全國民人の士氣に至りては銷沈の極に
達し殆ど云ふに忍びざる者あるなり、此の
現狀にして今後數年の永きに及ば▣我國は
文弱の▣と爲り、我が民は醉生夢死の民と
爲り、智あるも德なく、德あるも體力なく
體力あるも▣力なく、所謂る士氣は一點の
存する事無くして、徒らに徵▣の頭數は十
萬二十萬に及び徒らに軍艦砲臺は製造の美
と建築の大を極めて、而うして敵を見て恐
れざるの男子は一人も無く、外は實して內
は虛し、東洋第一の無氣力國、第一の弱國
と爲り終り、外敵來り襲はざるも內自ら潰
滅するの不幸を見んも亦未だ知る可からず
古人云はずや敵國外患無き者は邦終に亡矣
と、其意は則ち士氣の銷沈し盡すを謂ふな
り、西南の亂以來殆ど二十年の泰平は旣に
我國の士氣幾分を銷沈せしめたり、今にし て朝鮮の事あるは旣に銷沈して而かも幸ひ
に猶ほ未だ全く盡るに至らざる殘餘の士氣
を再び燃しむる好機會なり、當局者は實に
之を念はざる可からず、之を念ひて大に此
好機を利用し再び士氣を▣はしむるに勉め
ざる可らず、日本は士の國なり士氣の國な
り、此の如き好機會を利用せば士氣を振は
しむる甚だ易きなり、新聞紙に一事を▣す
るも直ちに十萬の人士をして枕を蹶て起し
むるに足る、新聞紙も時に由りては實に士
氣を鼓撫するの魔力たるを得ればなり、當
局者が玆に思ひ到らずして、特に新聞紙に
戒嚴を加へ、全國有爲の人民にして昏昏と
して眠れる如き者をして朝鮮事件の眞狀執
れに有るやを知る事能はざらしめ、士氣を
して其銷沈を恣にせしめて而も顧慮する
無きが如きの觀あるは吾人が此士氣振興の
好機會に▣して私かに當司▣に▣む所なり

●韓京の特報

最近の京城通信中に▣の一記事あり以て
韓廷が此際東軍の防禦に就き及び外交政
略に對し如何に苦心しつゝあるかを窺知
すべきなり

去る二日京城の四門卽ち崇禮門、肅靖門、興
仁門、敦義門の門扉に左の如き意味の貼紙
をなせり

去る廿三日(四月)招討沁營の兩軍咸平の
賊徒を襲ひ二十餘名を戮殺し尙ほ逃るを
逐て遂に崔鄭の兩巨魁を生擒す賊軍震怖
日夜遁竄するもの頗る多し全州の妖雲を
掃盡する近日に在り焉

顧ふに右は韓廷の或者が其部下に內命して
斯る虛勢を示すの手段を運したるものなら
ん是れ卽ち一は官軍の勇武を裝ひ一は外國
兵の來援に對し內心之を遮斷するの奸計に
出でしものなるべし尤も

歐米各外交官の如きは淸國兵の來援の
事を非難して曰く東學黨の暴發は地方農
民の一揆に過ず而して韓廷之に對するに
充分鎭撫の術を盡し未だ一も官軍の敗報
を聞かず然るに淸國は官兵援助の爲めに
軍艦を派遣し軍兵を發送す余輩は何の謂
れたるを解する能はざると同時に淸國が
隣國行政軍政の權利を蹂躪するの嫌ひな
きやを疑ふ但し今後の動勢如何只只共に
目國居留民と保護するに止るか若くは步
を進めて一大干涉を試るの量▣なるか何
れにせよ一見物の價値あるものなり云云

右等の所說は外兵の來援を求めたる彼れ閔
泳駿等を攻擊するの好器具となり居るもの
の如し此他種種の風說流傳あれど記さず

●京城通信(別報) 淸兵來援の事專ら閔
泳駿等の幹旋に由り異論者多し殊に淸兵と
前後して日兵の來警を見るに至りたるは淸
兵の來援を求めたる結果なりとて異論者は
益益激昂せり、韓人は平素日人何かあらん
と倨傲の言動ありしにも拘はらず目前日艦
の舳艦相啣で仁川に繫泊するを見、又勇武
なる日兵の京城に入る將に遠からざらんと
すと喧傳し俄に畏怖の狀あり、韓廷は其狼
狽の跡を掩ふに汲汲たるが如し各國公使等
に對しては東徒の魁首は旣に戮に就けりと
か去る六日の戰京軍大捷なりとか辭を▣ふ
て强がり風を吹し居れり▣れ日淸兩國の兵
の入京を遮るの策に出づるならん

●巡邊使李元會氏 全州陷落の報に接し
京軍一千餘、砲兵百六十人を率ひ戰地に向
ひたる同氏は曾て漢城判軍たり韓人中活潑
にして勇氣あり當年七十の高齡なりといふ

●各國軍艦朝鮮に集合せん 朝鮮國內亂 の爲め日淸兩國より同國駐箚の公使館領事
館其他在留國民保護の爲め軍隊を派遣せし
ことは旣に公然發表せしに付佛、米、獨、伊等
の諸國も亦軍艦を派遣するならんと

●淸國は運漕船に乏し 淸國政府が戰時
に使用する筈なる運漕船は僅僅廿四五艘に
て其內實用に適せざる老船多く且つ他邦に
航海中のものあれば實際戰時に使用し得べ
きものは數艘に過ぎずと

●公州の地勢 夫の東學黨の占領する所
となりたる公州の地勢を按ずるに公州は忠
淸道監司の治所にして東嶺の南、錦江の北
に在り京城に達するには東嶺を踰え天安郡
稷山縣及び京畿道の陽城縣を經て振威、水
原、果川より以て京城に入るなり昔豊公征
韓の役に我軍南原に入りしと▣明將麻貴の
兵を屯せしは卽ち此地なりしなり又古の
百濟の都城も亦此近傍なりと云ふ

●朝鮮の徵兵法 朝鮮國には徵兵法と稱
すべきものなし常備兵は▣國の▣幕時代御
家人の株を賣買せし如く一種の株ありて稍
稍腕力あるものは常備兵たるを得べく其試
驗の如きも腕力のみにて文事を要せずと云
ふ尤も國民軍を要するが如き場合には無制
限に壯丁と稱して軍事に堪ゆるものを徵發
するの方法なり

●革新黨の對韓意見 立憲革新黨が他の
對外硬各派に通知したる意見書は左の如し

出兵問題に對する立憲革新黨の意見

今回の朝鮮出兵は何等の理由何等の目的
且つ何等の必要を以て出兵せしめたるか

一韓國の內亂に對し彼國に居留する帝國
臣民を保護せんとするの目的に出でた
るか

二隣邦の友誼上助勢して彼の國の內亂を
鎭壓し倂せて其獨立を全からしめんと
するに出でたるか

三日淸韓に▣する所謂天津條約の結果と
して東洋の平和を保つが爲め出兵の必
要を生じたるか

前三項に於ける問題は其理由の如何に係
らず今回韓國軍隊派遣の擧動に對しては
一に其當否を現內閣の責任に歸するの當
然たりと雖も若し一朝他邦の爲めに朝鮮
の獨立を害し東洋の平和を破り我が國權
を辱かしめ我が國利を損するが如き時機
に際せば現內閣の信任如何に係らず吾人
は▣民の義務とし同心協力▣て之に應ず
る最後の決心を爲すことを期せざる可らず

●韓地派遣に付き改進記者

朝鮮變亂につき各新聞社より同國に派出す
る探訪員には種種の內幕もあり奇談もある
由なるが殊に可笑は改進新聞なり同新聞は
四號文字を以て社告して曰く

社友住田淺吉石津秀太郞兩氏は戰地の實
況を寫眞の爲め渡韓に付き更に通信の特
約を爲し兩氏共旣に東京を出發したれば
文に據つて書に據つて韓地變亂の實況を
報告するは數日の中に在り

云云と而して報知新聞を見れば右の住田石
津南▣の名にて左の廣告あり種種の內幕と
奇聞中につき是れ等は最も奇妙なるもの

昨十日發行の改進新聞に「社友の朝鮮行」
と題し小生等に通信及寫眞寄送の特約を
爲したる如く記▣あるも小生等は同社に
對し曾て通信の特約を爲したる事之れ無
く甚だ迷惑致▣に付此段廣告▣也

六月十一日 住田淺吉
石津秀太郞

이 페이지에 제공하는 정보에 대하여 만족도를 평가해 주세요. 여러분의 의견을 반영하는 재단이 되겠습니다.

56149 전라북도 정읍시 덕천면 동학로 742 TEL. 063-530-9400 FAX. 063-538-2893 E-mail. 1894@1894.or.kr

문화체육관광부 전라북도청