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1차 사료

사람이 하늘이 되고 하늘이 사람이 되는 살맛나는 세상
  • 기사명
    明治27年 6月 28日
  • 이미지
    prd_0133_093 ~ prd_0133_097 (481 ~ 485쪽) 이미지
  • 날짜
    음력 1894년 05월 25일
일러두기

6月28日
●朝鮮獨立の
問題か

我國が居留者保護の爲め朝鮮に出したるの
兵は今や機一轉、淸國と事端を開くの止を
得ざるに迫り、當局者も又淸國と事を開く
の備を急ぐ者の如し、社會の事往往にして
意想の外に變轉すと雖も、變轉の斯の如く
大にして且奇なる者は稀なり、居留者保護
の目的は何が爲めに淸國と戰ふ事を要する
か、又居留者保護の名義は何が爲めに淸國
と戰ふの名義を生ずる乎、之を實際の經過
に照すに、唯だ淸國が傍より口を容れ我兵
の撤去を乞ひたるにのみ基く者の如し、淸
國の乞ひを斥くるには卽ち場合により兵を
以て斥くるの事あるを覺悟せざる可からず
我れ彼れの乞ひを拒み彼れ其乞ひを二たび
し三たびし、猶ほ兵を以て之を貫かんとす
る事あらば我れ亦兵を以て應ずるは止を得
ざるなり、是れ對韓の變じて對淸となりた
る所以なり

淸國は東洋第一の大國なり平生無事の日に
於て百萬の兵を養ひ、事あるに當りては二
百萬を出し得ると自稱す、之と相爭ふ乃ち
非常なる覺悟、非常なる準備無かる可から ず、場合に由りては一國を焦土とし我が五
千萬の生靈を悉く不祀の鬼と爲し國亡びて
山河存すの悲慘に沈ましむるも猶ほ悔ひざ
る迄の決心なかる可からず、當局者が曾て
我國の海陸軍に其倒を見ざる程の準備を敢
てし、曾て見ざる程の大擧を敢てせんとす
る毫も怪む可きに非ず

然れども唯問ふ、居留者保護の一事は斯ま
での大問題なるか、一國を焦土として悔ひ
ざるの價値ある大問題なる乎、更に問ふ朝
鮮に居留する公使領事を初め其他の民族は
斯く迄の場合に臨むも猶ほ無事に引揚げて
歸國せしむ可からず卽ち一國全擧の力を集
め、國家存亡の大運を賭して其居留を續け
しめ其保護を一點も緩む可からざる問題な
るか、語を替て之を云へば全國同胞の萬分
一にも足らざる居留者の貴重なること全國國
家の貴重なると相均しきか、萬分一者の保
護の爲めに、夫れよりも猶ほ多數なる生靈
を犧牲にするの恐れを冒さゞる可らざる乎
斯の如く問はば、其の問ふの意は淸國と戰
ふ事を恐るゝに似たり、吾人豈に戰ひを恐
れて之を問ふ者ならんや、唯だ戰ひの大小
は何の場合に於ても其目的其問題の大小と
相應ず可きを信ずるに由るのみ、戰ひ勝て
而して收め得るの利益は、戰ひの勞費を償
ふに足らず卽ち戰ふ可らず、居留者保護の
目的を以て戰ひ、而して勝つ事を得ば、我が
達する所ろ幾何ぞ、唯同胞萬分一に足ざる
朝鮮居留者を保護する爲め其派遣兵の撤去
を拒み得たりと云ふに過ず萬分一以下なる
居留者を保護し得て、否居留者を保護する
の兵を駐め得て一方に戰ひの爲之に優るの
傷を被る實に輕重を知ざる者に似たり、是 故に淸國と事端を開き、東洋未曾有の大戰
爭を開くには居留者保護問題と云ひ、撤兵
問題と云ふ如き針小の名義を以てす可から
ず、他に其の戰ひの大なるに相應する大名
大義ある事を要す、和戰未だ知る可からず
と雖も若し戰ふとせば、若し東洋無例の大
戰を開くとせば、當事者は猶ほ此の區區針
小の小名小義を立て、我は唯だ居留民保護
の兵を撤せざらんとするのみの目的の爲に
、東洋の天地を震蕩するの大戰を敢てすと
云はんとするか、當局者蓋し然らざる可し
、蓋し斯の如き輕重大小を辨ぜざるの名義
を用ひざる可し

我國が淸國と事を搆へ、震天動地の大活劇
を辭ず可からざる者は唯だ一の朝鮮獨立の
問題あるのみ、朝鮮は東洋の眼目、其獨立
を安泰ならしむるは東洋千百年の安泰を固
むる所以、卽ち之が爲には一國の焦土たる
を甘じて戰ふも不可なきなり、殊に淸國近
事の擧動、朝鮮の獨立を無視すること甚だし
く、彼れを自國領內の一州の如くに見做せ
り、淸國が我國の駐兵に容喙するが如き亦
た朝鮮を獨立國視せざるより來らざるは無
し、今にして淸國の迷ひを破り朝鮮を屬邦
視するの非を改めしめずんば幾年の後、病
ひ膏盲に入り朝鮮全く亡びて東洋の禍ひ玆
に釀發する知る可きのみ、東方の强を以て
自ら居る我國たる者、當に朝鮮獨立問題を
提起して自ら之に當るべきの時なり、此問
題や重大にして且つ永久に涉る、唯だ之れ
が爲めと爲らば止む無くして淸國と戰ふの
恐るゝに足らざるのみに非ず、歐洲列國を
皆敵として雌雄を決する亦辭す可からず、
斯の如き大問題あり、之を名義目的とせす
して一時の針小問題を目的とし、東洋未曾
有の大戰を起す如き事も有らば、其の戰ひ 勝つと雖も猶ほ其名其目的の不當たるを免
れず、吾人は當局者の準備と決心の甚だ盛
なるを見て、其名其目的の必ず玆に在るべ
きを知る、實に玆に在らざる可からざれば
なり、當局者堂堂たる帝國の威光を以てす
れば雲烟過眼に附して可なるが如き一時的
の小問題の爲めに豈に大兵大擧以て百年其
害を償ふ能はざる如き大戰を開くの至愚者
ならんや、故に曰く事を開くの目的は朝鮮
の獨立問題に在るなる可しと

●對外自主派意見を發表す 對外自主派
はこの程革新黨事務所に會合し對淸韓策に
付左の意見を決議發表せり

對韓意見

一朝鮮國をして其獨立と永久の中立を全
ふする爲め內外政務の整理を爲しむる事

二朝鮮國をして淸國の干涉を謝絶せしむ
る事

三朝鮮國內外政務の整理を認むる迄は京
城釜山間の電信を日本政府に於て管理す
る事

四京城、釜山及其▣▣要なる市港に▣す
る鐵道を敷設せしむること

五沿岸航海貿易及漁業の自由を許與せし
むる事

六現在開市場の外數ケ所に於て日本交易
の爲め市港を開かしむる事

七現在の開市場に於る日本人の居住地區
域を擴張せしむる事

八朝鮮國の內外政務の整理を認むべき時
刻迄現在派出したる日本軍隊若干を京城
若くは其他の地に駐在せしむる事

○朝鮮の獨立に關し淸國に對する意見

淸國をして朝鮮に干涉を絶たしめ及び天津 條約廢止の爲此際大使を淸國に特派する事

●日本の怪男兒 數年前より朝鮮に行商
し內地の地理、人情等を探究したる幾多の
怪男兒は今回の擾亂を機とし島嶺の險に據
り奇策を劃せんがため目下忠淸道報恩地方
に集り居る由中には彼の田中次郞氏も加は
り居るならんとの說あり

●在韓居留地の警戒 仁川居留地周圍の
辻辻は兵卒銃に劍して終夜警戒す爲に居留
民意を强ふして安眠せり兵卒は一般に飮酒
を禁じて外出を許さずと

●韓人日本馬に驚く 朝鮮の馬は極めて
小なり今日本の大なる馬を見て何れも驚く

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