6月11日
●○○○○○ (同上)
○○○○が朝鮮へ○○するに就いて李鴻章より
東蕃の騷亂を鎭撫せんが爲めに云云との○
○を○○○○になしたるを以て○○○○は大に
其失當を怒り直に之を突き戾せしと
云ふ
●王城に淸國の警官あり 王城の南門外に五層
樓あり火の見臺の如し淸國の警官八十人相交番し
て五人宛第一層の所に在て日夜見張りをなす曰く
南門外八百餘人の淸人商業を營み居るを以て之を
保護するが爲めなりと然るに東學黨蜂起して後、
先月以來此八百人の淸商まで悉皆警官の服裝に改
りたりと聞く蓋し淸國平生の用意之を爲すか怪訝
の一なり