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1차 사료

사람이 하늘이 되고 하늘이 사람이 되는 살맛나는 세상
日淸交戰錄 일청교전록
  • 기사명
    12號 東學黨首領訪問記
  • 이미지
    prd_0148_028 ~ prd_0148_031 (234 ~ 237쪽) 이미지
  • 날짜
일러두기

12號 東學黨首領訪問記

東學黨の情狀探究目的を以て去月十日同黨首領を全
州に訪問したる某氏の筆記左の如し

本月二日龍山を發し廣州、利川、竹山、鎭川、淸州等
を經て九日全州に着し東學黨の首領を以て世に聞えた
る金鳳均を全羅監營に訪ふて翌日金の使人に導かれ布
政局の後房に於て面會し三時間の筆談を爲す

金鳳均一名を全明叔といふ余面會のときは金と稱す蓋
し金は實姓にして全は假性ならんか余は房に入り筆を
執り姓名を通じ或友人より曾て其人物と抱負を聞き渴
仰の念に禁へず今回京城より來り訪ひたる旨を告げ次
で余の素志と東洋の現勢、朝鮮の實情、眞正倫理の主義
眞正經濟の主義を述べて以て今日に處する方法手段を
論じ金の敎示を乞ふ金も亦再三辭すれども聽かず卽ち
余の渡韓以來感する所を擧げて之を語る金の語る所大
抵左の如し

我等唯閔家の一族が要路に在り威權を弄し私福を擅ま
にするを見て慷慨に堪へず年來同志を糾合して之を斥
けんと欲し屢屢政府に臻りて之を訴へしも一切採用せ
られず是れ閔家內に在りて我等の訴願を杜塞し殿下に
達せしめざるものと思惟し遂に君側の奸を除くの名義
を以て兵を起せしなり然るに我等の擧兵量らずも其媒
介を爲して今日日淸の兵爭を朝鮮に見るに至りしは我
等が千秋の遺憾とする所なり幸に日本高義を以て屢屢
我政府に勸告し其餘力を擧げて我國の爲めに盡瘁せら
るゝありて旣に閔家を擯け大院君を起し弊事を改めて
政法を正さんとす我等の素望多くは達す我等是に於て
飜然圖を改め正業に復す可きなり然れども日本の爲す
所、大院君の爲す所我等未だ其詳細を知りて心を安ん
ずる能はざるものなしとせず故に僕は務めて同志の紛
起を制すると同時に我政府の動止を知らん事を願ふな
り曩日公(余を指す)の知人數輩と相會して縷縷其敎▣
を▣り實に宿昔の迷夢を一散す今日亦公の來訪を受け 大に僕の知見を增す感激何ぞ止まん

余問ふて曰く
足下は忠義の士其日本の爲す所、大院君の爲す所の詳
細を知る能はざるが爲めに未だ心を安んずる能はすと
云はるゝは僕の實に感ずる所なり唯朝鮮今日の衰弊を
致すを以て一に閔族の所爲の如く云はるゝは僕の解す
る能はざる所なり蓋し閔の亡ぶるは亡ぶるの日にあら
ず其衰ふるは衰ふるの日にあらず朝鮮の今日あるは數
百年來政法の弊事頻りに起るも之を革新する者なく徒
に舊株を守りて世界の大勢を達觀する能はず因襲の久
しき遂に此悲むべき境遇に沈みたるなり閔族の所爲惡
むべしと雖ども是れ只糞中の蛆のみ公糞を攄て之を
捨つるを思はず徒に蛆を殺さんとす僕公の爲めに之
を惜む

金答へて曰く
誠に貴諭の如し糞を捨つるの策僕の未だ講ぜざる所是
を以て迂拙と笑はるゝとも固より辭せざるなり願くば
公の說を聞かん

是に於て余は更に縷縷陳述する所あり金終始默視(余
の紙に書するを視るなり)し余の陳べ終るを待ち膝を
進め顔色を變じて曰く貴諭の如きは臣子の口にすべき
所にあらず若し之を實行せば大義を如何せん名分を如
何せん

余は尙ほ金の深意を詳にせざるを以て李成珪の傳(余
渡航の際諸書又は人の口傳に依りて編纂せしもの)一
通を懷より出して之を示す金默讀二三行にして忽ち
余に返して口を噤し座を起たんとす余其袖を惹て之を
止め筆を揮て聞足下常唱王道好讀書經、殷湯周武
果爲何事と大書す金再び坐に就きて熟視する少時默
默復た語らず然れども其眼光自から常ならず或は余 の面に注ぎ或は他を顧み唇頭微動す

是より話頭を轉じ全州覆落の時の景況又近日噂する東
徒再起の眞僞を問ふ金曰く全州を遁るゝは京軍に抗す
るに忍びざるものあるを以てなり東徒再起は僞なり彼
の州縣を橫行する者は我同志の名を盜むものにして我
等の關知する所にあちず云云

更に西洋の事情を問答し其饗する酒肉を喫し別を告げ
て門外の旅舍に歸る

十一日昧爽金余の宿に來り余の面前に於て昨夜の筆談
書を裂きて火中に投じ韓錢十束許を送る余は辭して受
けず午前十時全州を發す此朝亦余と筆談す事は日淸戰
爭の理由と始末とに屬す

全州より龍潭に赴く釜山商人に信書を托せん爲めなり
更に全州に歸り再び淸州に出で歸京の途に就かんとせ
▣も故▣▣て路を轉じ報恩化寧等を過ぎ十五日尙州綾
巖里に崔時亭を訪ふ在らず金の紹介狀と一簡を遺し去
る聞慶を經て馬岑を超え齒冬延豐忠州を過ぎ昨二十日
午後六時京城に歸る

此行實は舍弟の消息を知らんが爲めなりしも途上にて
弟の友人に逢ふて心を安んじたり金訪問の如きは第二
の目的なりしも今日より之を思へば金の訪問のみの如
き有樣となれり

金の風采は年齒四十許、面稍方、疎髯長く垂れ眼中一
種の異采あり書するときは口中微呻を發し細に玩讀し
て而して後之を余に示す

智見は廣からざるも韓人には珍らしき博識者なり是れ
常に好んで外人に接して之を聽けるものならん

頗る胆膽あり又事を苟くもせざるの風あり然れども普
通韓人と同じく猜忌の情に深し唯普通韓人の如く之を
當行に暴露せ▣▣のふ意を用ひて其弱點を隱蔽し決し て之を人に示さず

君子にあらず英雄にあらず又奸物にあらず一個外冷中
熱の好男子

右記臆中より拔きて坐右に呈するものなり

九月二十一日 氏名

二伸途上僞東黨の噂往往耳に入り候得共實際目擊せ
しことは一回もなし全羅監司の施政其當を得は兵力
を假らずして消滅すべきのみ

金の事は今少し褒め度存じ候得共有の儘を申上ぐ我
政府の周旋に依りて之を登用せば韓人の幸福なるへ
し要するに韓人中に珍らしき男に御座候

右奉供御一覽候也

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